しばらくブログの更新ができませんでした。【マインクラフト(ゲーム)】を息子と遊んでいたためです。【マインクラフト】に躍起になっていたのは、ある出来事により息子の言語発達にいい影響を与えるのではないか、と考えたからです。
今回は、【マインクラフト】による息子の言語発達への影響をまとめます。
きっかけ
息子にとって他人とのコミュニケーションは難しいです。会話をほとんどしようとしていませんでした。しかし沖縄に帰省して、いとこと会った時の事です。ほぼ初対面にもかかわらず積極的にコミュニケーションを取ろうとしたのです。拙い言葉で一生懸命話しかけていたのです。別れ際にはいとこに「バイバイ(@^^)/~~~」と手を振っていたとのことです。
いとこと息子を繋げていたものが【マインクラフト】でした。
私はゲームで海外のプレーヤーと遊びながら、多少の英語力が身につけた経験があります。そこで【マインクラフト】が言語発達にいい影響を与える可能性があるのではないかと考えました。
※以下、動画1
いとこと【マインクラフト】で遊んでいる様子です。発語が難儀であるが、いとこと積極的に遊ぼうとしています。
成果
動画1と【マインクラフト】を一緒にプレイして1カ月後の息子の様子(動画2)を比較すると言語能力の向上は明白です。これは【マインクラフト】をツールとして、息子と一緒に遊ぶことにより得られた成果だと考えています。【マインクラフト】で家を建てられたから、敵モブを倒せるようになったから身についたわけではないと考えています。
始める前:
「なに敵いるね~?クリーパーとゾンビ出てこないね…違うね」
聞き取ることは難しく、意図も分からないことが多かったです。
1カ月後:
「エンドラ(エンダードラゴン)は弓きかないよ。」
「ここに毒入ったらだめだよ。」
スムーズに発語できるようになりました。聞き取れる発語が増えました。助詞をある程度使えるようになっています。
※以下、動画2
【マインクラフト】のプレイ動画です。息子の発語部分を切り抜いています。スマホで急遽、録画したため画面酔い・音声注意してください。
周囲の反応
ゲームで遊んでいる間だけでなく、日常会話も増えていきました。
療育の先生から驚かれた
GW後の療育では言語療法士から、息子の語彙や発語の増加に驚かれたそうです。
「何があったんですか⁉ よく話すようになりましたね。」
保育施設の先生から驚かれた
以前の担任(保育士)からも驚かれました。
「久しぶりに会ったらすごく話すようになって驚きました。」
【マインクラフト】をプレイしての所感
【マインクラフト】を息子とプレイして、言語訓練に適していると感じました。英語のレッスンで使われているのも納得です。そして一緒に遊んでいて気づきました。コミュニケーションは苦手であるが、誰かと一緒に遊ぶことが嫌ではないことに、むしろ一緒に遊びたいことに気づきました。息子から積極的に誘ってくれることが嬉しいです。
ゲームの内容について
ゲームについては自由度の高さに驚かされました。
- 建築
- 冒険・探検(多数のバイオーム)
- 装置の製作
何をしてもいい、動物を集めて繁殖させてもいい、敵を倒してもいい。ストーリーはありません。何をしてもいい、何もしなくてもいい。息子のことを凄いと思ったのは毎回やりたいことを見つけるのです。
「ウーパールーパーを捕まえたい。」「TNT(爆弾)を使ってジャンプ装置を作りたい」「ウィザー(敵)を倒したい」・・・
ゲームのモードについて
息子ははじめ【クリエイティブモード】でブロックを自由に積んで遊んでいたのですが、【サバイバルモード】で【ボス(エンダードラゴン)】の討伐を目標に掲げるようになりました。これが艱難辛苦 の始まりでした。実績獲得のため、【サバイバルモード】のみで進めることを決意しました。【ピースフルモード】や【バックアップ(世界のコピー)】等の機能を知らず、私も初心者で何もわからず、調べながら、何度も倒されながら、息子と喧嘩しながら少しずつ進めていました。
喧嘩
プレイ中喧嘩することがあります💦
洞窟探検時に静止を聞かず、どんどん先に進んでしまい
私が先に進んで安全を確認しようとしたところ、息子が先にどんどん進んで転落死してしまいました。
息:「(泣きながら)パパのせいで死んだよ!!!」
パ:「パパが先に行って安全を確かめるから後から付いてきて、て言ったじゃん!なんで先に行ったの⁉」
引っ越しのため一夜を別れて寝ることになったのですが
引っ越しでアイテム運搬のため、新居と旧居で別れて一夜を過ごすことになりました。しかし夜になり心細くなった息子は私のいる旧居へ出発しました。ただ方向分からず迷子になり、敵モブに倒されてしまいました。息子は憤怒して泣いて昼寝に至りました。寝ている間に私は引っ越しを済ませ、息子のキャラを新居に戻しました。
懸念
ゲームの依存についての問題や外で遊ぶこと、身体を動かすことの重要性は承知しているつもりです。ただ平日の夜でも息子と一緒に洞窟の探検をしたり、動物と遊んだりできます。そして格段に息子の言語能力が向上したのは事実です。もちろんゲームだけでなく、粘土で遊んだり、人形で遊んだり、踊ったりすることもあります。息子は現在、ゲームへの依存はみられていません。しかしながら今後も注視していく必要はあると考えています。
蛇足
ようやくアイテム・装備などが揃った頃、ワールド(セーブデータ)が消えてしまいました(´;ω;`) またコツコツコツコツ…と揃えて、ようやくブログに時間を充てられる目途が立ちました。本当は書きとどめたいことがたくさんあったのですが、私の文才では時間がかかってしまい書き綴れませんでした (;´д`)トホホ