佐賀女子短期大学により開催された【ペアレント・トレーニング】の講座を受けました。妻が保育施設より紹介されて参加することとしました。受講することで息子のトイレトレーニングのヒントになればと考えていました。
スケジュール
スケジュールについて以下のとおりです。
※案内の詳細については画像1参照
第1回 9月 3日(日)
第2回 9月17日(日)
第3回 10月 1日(日)
第4回 10月15日(土)
第5回 10月29日(日)
第6回 11月 5日(日)
時間:10時 ~ 12時
約2カ月隔週で講義がありました。託児室を設けてもらっていたので夫婦で参加することが出来ました。
内容
第1回目:講習について
1回目は講習についてのガイダンスでした。
講習は子どもが抱えている課題の解決法を学ぶ内容となっていました。
毎回、前半は講義を受け、後半は子どもの抱えている課題の1つをテーマとしてグループミーティング(個別相談)を行うという内容でした。
私たちは【トイレトレーニング】をテーマとしました。目標を以下と定めました。
- 補助便座で排泄できるようになる
- もしくは、おまるで排泄ができるようになる
そして毎日、息子の観察と記録を取ることを宿題として与えられました。テンプレートはありませんでした。
第2回目:行動の観察と記録の仕方・グループミーティング
前半の講義では、子どもの行動を変えたいと考えた時に始める観察や記録の方法、またこれらのメリットについての内容でした。
後半は定めたテーマ(トイレトレーニング)についての個別相談でした。私たちはまず記録のテンプレートについて相談し、今回の記録について報告しました。
第3回目:望ましい行動を増やすには・グループミーティング
私は息子の看病のため欠席しました。妻からは以下の報告がありました。
講義では【望ましい行動を増やすには】ということで、【強化子】について学んだとのことでした。【強化子】は子どもにとって満足する・楽しい・嬉しい結果・刺激のことで、これを活用することで望ましい行動を増やすことができるとのことでした。
グループミーティングでは、私が事前にお願いしていた ”ごほうびにお小遣いを設けてもいいか” と質問をしてもらいました。
「問題ありません。お金はあくまで ”引換券” なのでシールやお菓子と変わりません。」
との回答だったとのことです。納得しました。
そして、妻から目から鱗が落ちたと以下の報告がありました。
「息子の行動を良くするために時には叩くこともやむを得ないか?と先生に質問するとその考えが間違いであることを諭された」
とのことでした。妻の子育てからは想像もつかない発言に驚愕しつつ、咀嚼しました。
私が叩かない子育てを普通だと思っていたのは、私の両親にそのように育てられただけであってそればかりが普通ではないということ、叩く子育てが珍しくないことに気づかされたのです。
第4回目:できないときの手助けの仕方・グループミーティング
講義では、スモールステップによる指導や手がかり・ヒントを減らし一人でできるための方法について学びました。
グループミーティングでは、強化子(お小遣い)を活用することで補助便座で排尿ができるようになったことを報告しました。しかし、排便ができていなかったため排便の促し方をアドバイスいただきました。
第5回目:環境の整え方・グループミーティング
講義について大雑把に書けば、保育施設のような環境の整え方について学びました。
グループミーティングでは、排便がオムツでしかできないことを相談しました。先生からは、姿勢を前かがみにしてお腹を軽くさすってみてくださいとアドバイスがありました。
第6回目:困った行動をどう考えるか・修了式
講義は困った行動の対処法についての内容でした。その対処法についてのポイントやテクニックを学びました。
そして、努力の甲斐あり修了することが出来ました。
受講しての成果・かかったもの
成果
- 排尿を補助便座でできるようになった
- パンツで外出できた
この講習を受けることで、今まで遅遅として進まなかった息子のトイレトレーニングをスムーズに進めることが出来ました。もちろん講義で学んだ知識・技術も成果です。
かかったもの
今回かかったものは以下のとおりです。
- 受講料5,000円
- 受講するための時間と労力
- 息子のトイレを毎回記録する時間と労力
受講料については夫婦2人が6回×2時間=12時間を受講できたので格安だと思いました。
時間と労力、これが大きな負担でした。受講するための時間や労力は大したことなかったです。息子のトイレの記録を毎回つけなければいけない、これを2カ月続けなければいけないことが大変でした。妻にストレスをぶつけることもありました。
後日談
息子のために息子に学ばせたいことにはよく目が行く私です。息子のために私が学ぶ機会を提案してくれた妻には感謝しています。2人で受講することにより、お互いの子育てへの価値観をすり合わせられました。今回の受講で得た知識と技術を活用し、研鑽して、しっかりと才能となるよう頑張ります。
今回のトイレトレーニングについての記録や状況については後日まとめます。