佐賀の男性が綴る 子育て等の備忘Log 🐣

【自閉スペクトラム症】【軽度知的能力障害】の子育てを中心に綴った備忘録です。

【自閉スペクトラム症】息子の対面式(入園式)に参列して

先日、息子3歳年少の対面式?入園式?に参列しました。妻は急用にて対面式の前日より実家に帰ったため、ドキドキの対面式を父子で対応することとなりました。

 

 

当日までの準備

持ち物

  • 子どもの制服
  • 私のスーツ
  • 保護者用の靴入れ袋
  • 保護者用のスリッパ(任意?)
  • 記名した保育用品(お道具箱・はさみ・クレヨンetc)
  • コロナ感染拡大防止についての同意書

失敗は、私のスーツの準備です。コロナ感染や育児などにより着る機会のなかったスーツ、私の身体は大きくなりパッツンパッツン!になっていました。前日にネクタイまで一式そろえていた物は、当日急遽練りなおしとなりました(*Ǿ﹏Ǿ)ぐぬぬ しっかりと試着して準備すべきでした _| ̄|○ ガクッ・・

息子の気持ちの準備

当日の懸念事項として私は以下の事を考えていました。

  • 制服を着たがらない
  • 保育施設に行きたがらない
  • 保育施設のいつもと違う雰囲気に癇癪を起す

そのため以下のように息子にイメージしてもらいました。

  • 前年の対面式を写真で見せる
  • 制服を見せる
  • 対面式について説明する

制服を前日に試着はさせませんでした。理由としては、試着時は初めて着る服なのでよくわからず着てくれると思っていました。しかし硬めの服が苦手な息子に、制服は着心地が悪いと思われたくなかったからです。当日の準備で「この服は着心地が悪いから、着たくない」と嫌がられるのを避けたかったのです。

 

当日

出発の様子

息子はスイッチのオン・オフがハッキリしているので、準備ができたらすぐ出発したがります。もしその機会を逃したらスイッチはオフとなり、今度は出発したがらなくなります。なので準備から出発までスムーズにいくように式の開始時間から逆算して、ギリギリの時間から準備を始めました。早めに会場に向かってもよかったのですが、コロナ感染拡大防止のため開場が式の開始直前に設定されていたのです。

息子はスムーズに制服を着てくれました。着れました。制服を受け入れてくれた息子に感謝しました、息子のサイズに合わせた購入してくれた妻にも感謝の念が沸きました。

保育施設では、正門より事前に決められていた順路に従って保育室に移動しました。

対面式の内容

対面式は、各々のクラスで行われました。幼稚園組を除いた約15人の園児と同伴の保護者を集めて行われました。式の時間は15~20分程度でした。内容は以下のとおりでした。

  • 園長の挨拶(リモート)
  • 担任の紹介
  • 園児の紹介
  • 持ち物について説明

式の間、息子は何とか椅子に座っていました。先生の話は聞いていませんでした (;・∀・) ほとんどの同級生も、式の最後までは集中力を保つことは難しかったようです。しかしながら式の最初は先生の話を聞き、挨拶をされれば会釈をして返していました。

 

後日談

私はよくシミュレーションをします。私も行き当たりばったりが苦手です。センター試験、就職面接、プレゼンなどいろいろなタイミングでシミュレーションします。あえて失敗をイメージします。センター試験の時、準備した鉛筆が全部折れたことをイメージしていました。大学の入学試験では高校の教室とは違う大学の大講義室、自由に動かせない椅子や少し斜めになった机の天板などの座りづらさや扱いづらさをイメージしていました。当日は、そのような席で最前列になるという想定外のおまけつきでした。