佐賀の男性が綴る 子育て等の備忘Log 🐣

【自閉スペクトラム症】【軽度知的能力障害】の子育てを中心に綴った備忘録です。

妻が入院したからワンオペ育児 1週目

妻が1ヶ月程度、入院することとなりました。前職で発症したうつ症状の治療のためです。以前ほど重度ではないので今回の入院についてはそこまで心配はしていません。

大学生以降結婚するまで一人暮らしだったので、自分一人ならどうとでもなります。ワンオペ育児もしたことはあるので短期間ならどうとでもなります。ただ1ヶ月、年度を跨いでの1ヶ月・・・不安です (;-ω-)ウーン 

 

 

3月18日(月)

ToDoリスト
  • 妻の入院

  • 相続手続きのための印鑑証明書の取得

朝、私は息子を連れて家を出発しました。妻とはしばしのお別れになります。

夕方、保育施設に息子を迎えに行くと担任の保育士より、最近息子がお漏らしをすると報告がありました。息子はお漏らしをしたら担任に報告をしていましたが、最近はお漏らしをしても誰かに気づいてもらうまでトイレで立っていることが多いとのことでした。心当たりを聞かれた私は「妻の入院」を応えました。

家に帰ると息子はママを探すことをせずお風呂に直行しました。就寝前、いつも妻が行っている翌日の登園準備を済ませました。これからの習慣となります。

 

3月19日(火)

ToDoリスト
  • 新年度用品の記名
  • 相続手続きのための委任状を郵送
  • 息子の時間外教室のために早退

 

大きなトラブルなく息子を保育施設へ送りました。昨日忘れていたお迎えの時間を連絡しました。

保育施設での時間外教室(英語)に付添のため14時早退しました。今年度の始めの時間外教室で息子は、立って動き回り、寝そべっていました。外国人の先生に息子について相談した上で教室を受けさせていただいていました。妻の代わりに久しぶりに参加した教室での息子の様子はしっかりと皆と同じように座り、立って動いて課題をこなしていました。外国人の先生へは好感を抱いているようで、教室に入った先生の足に抱き着き、授業が終わるとハイタッチしてお別れをしていました。私は幼い頃、近所の外国人に壁を作っていたので、息子の先生に対する関わりを観て感心していました。

妻が入院前に心配していた使っていない食材(キャベツ・ほうれん草・ブロッコリー・人参・しめじ・マッシュルームなど)を使って夕食を作ることとしました。牛肉を買って夕食はオイスターソース炒めを作りました。時短のためブロッコリーと人参をレンチン、それらと下味つけた牛肉、しめじを油通し、最後にサッと炒め、合わせ調味料を鍋肌から入れて完成。息子が産まれる前を思い出しながら作っていました。

写真1.オイスターソース炒め

 

3月20日(水・祝日)

家に籠っているよりは外出して刺激を受けるのもいいのではないかと思い立ち、児童館へ行きました。児童館ではおもちゃをレンタルして遊んでいました。館内のスピーカーからイベントの案内が放送されていました。息子は耳を抑えてやり過ごそうとしていましたが、ひっきりなしの放送に「帰りたい」と言われたので帰ることとしました。薄々感じていたのですが、息子はスピーカーからの音が特に苦手なようです。

妻が入院して3日目、息子は初めてママについて聞いてきました。

「ママはまだ帰らないの?」

 

3月21日(木)

息子の調子は良い様子でした。保育施設へ迎えに行くとママのために作った色とりどりのグミの工作物を見せてくれました。

私は「お手紙添えたらママ喜ぶんじゃない!?」と提案して、ひらがなを練習する機会を作ってみました。

 

3月22日(金)

ToDoリスト
  • 幼児生活調査票の記入

 

登園して気づきました。終業式でした。制服ではなく体操着で登園させてしまいました。私はこういうことをするので、いつかするだろうと思っていました。まさか妻が入院した直後だったとは・・・。カレンダーにも記入していただけに悔しかったです。

 

3月23日(土)

ToDoリスト
  • スーパー モリナガで買い物
  • ドラッグストア モリで買い物

 

3月24日(日)

さが桜マラソンがローカルのケーブルテレビでライブ放送されているのを息子と見ていました。息子が ”今、本当にマラソンが行われているのか見たい” ということで応援しに行きました。

その後、ゆめタウンで食料品を買いつつ、息子のおもちゃをダイソーで買って、息子にマクドナルドでマックナゲットのハッピーセットを食べてもらい帰宅しました。

夕食は回鍋肉を作って食べました。基本的な味付けは麻婆豆腐と同じようにしました。分量を少し変えつつ、甜面醤と豆板醤、豆鼓を少々、他を少々。

写真2.マラソン応援

 

追記(妻が体調を崩した理由)

養父が亡くなって私がそれらの手続きに対応していた分、妻に子育ての負担が集中したことが原因だと考えています。特に今年度末は定型発達児と比べて、手続きや考えることが多く、妻に負担が集中したと感じています。私たちにとってワンオペ育児の怖いところは近くに頼れる人がいないことです。もし私が突然意識を失ったら、息子を助けてくれる人がいないところです。

 

蛇足

息子がテレビで見たことが本当なのか確認したいと言った時、驚きました。

私が社会人になって間もない頃、先輩から言われたことと同じことを言われたからです。

当時(前職の思い出):

工場の工程を管理していた私に営業から電話でお願いをされました。

「急ぎで納品しなければいけない物があるから生産の予定を繰り上げてほしい。」

私は急いで生産現場に行って相談しました。先輩から言われました。

「営業が言ったことが本当のことか確認したか!?本当に急ぎで、出荷の手配がされているか、物流に確認したか!?もしどうしても繰り上げてほしいということならば、電話での口約束ではなく、メールで一筆もらえ!!」

出荷の手配はされていませんでした。営業にメールをお願いしたら、「じゃぁ いいです~」と電話を切られて終わりました。私は新人ということでなめられていたのです。私のせいで生産現場の予定をグチャグチャにするとこでした。

私にとっては青天の霹靂でした。テレビでCMしている大企業です。ブラック企業という噂もありません。これが会社で社会なんだと驚愕させられた思い出です。