今回は、3歳息子の ”食事” についてまとめます。
息子は偏食です。偏食についても自閉スペクトラム症(ASD)の特徴である ”感覚過敏” や ”感覚鈍麻” が原因になることがあるそうです。ただ定型発達児においても偏食のある子はいるので、ASDなど発達障害のある子に偏食の子が多い傾向がある、ということらしいです。
現状
息子が食べられる、主に食べる物をまとめます。
【飲み物】:豆乳・お茶
【朝食】:さばのみぞれ煮をほぐして混ぜたご飯
【昼食もしくは夕食】:フライドポテト・チキンナゲット・唐揚げ・かつ丼・カレーライス・食パン
【間食】:和光堂かぼちゃクッキー
豆乳は1日1リットル程度飲みます。和光堂のかぼちゃクッキーは大好きです。1日に1箱(2本×6袋)以上のペースで食べます。
食パンの食べ方が独特です。まず耳(クラスト)を食べ、残った白い部分(クラム)は食べる時もあれば私の口の押し込める時もあります。(下画像1 参照)
食事への対応について
偏食について
1歳頃は麺類や混ぜご飯など色々食べていました。次第に食べなくなりました。私も妻もいろいろ手をかけましたが、効果なく今の状態となっています。
偏食は、触覚・温冷・嗅覚・味覚・視覚などの ”過敏” や ”鈍麻” による影響があると教わりました。私が驚いた苦手な感じ方の例を以下に挙げます。
- 味覚鈍麻により、パンの味が感じられずスポンジをかじる気分になる
- 揚げ物のチクチクが痛い
- イチゴの粒々により集合体恐怖症のようになる
上記の事を参考に、出来ることからチャレンジしています。例えば、揚げ物のチクチクが苦手であればカツ丼のしっとりしたカツを食べさせてみる。イチゴの粒々が苦手であればイチゴジャムを試してみる。それでも食べてくれることはほとんどないです。
そんなある日、息子に口内炎ができました。マズイ!と思いました。とっさに好きなカレーライスに野菜の粉末を溶かすことを思いつきました。唯一の野菜補給方法となっています(-_-;)
牛乳アレルギーの発見と対応
息子が2歳のころ、保育施設からアレルギーの可能性を指摘されました。湿疹がひどかったからだと思います。アレルギーの検査を受けた結果、1日1リットル以上牛乳を飲む息子は なんと!牛乳アレルギーでした。(下画像2 参照)
牛乳と豆乳の割合を少しずつ変えながら、牛乳から豆乳への移行を完了させました。
今は豆乳を1日1リットル程度飲みます。
所感
偏食についても、息子のコミュニケーションの未熟さが難儀さを増させています。いろいろ特徴のある息子ですが、丁寧に対応していただいている保育施設への感謝は尽きません。家で食べない物を給食時に先生から勧められて食べることがあるそうです。初めての育児で心強い存在です。
3歳半検診の問診時に育児の悩みを聞かれて、”偏食” を答えました。先生からは叱責を受けると思いました。意外な答えでした。
「身長も体重も成長しています。あまり気にされないでください。苦手で食べられない物は誰にでもあります。」
私は納豆が苦手です。食感と味が苦手です。小学生のころ同級生が納豆を美味しそうに食べるのが羨ましく真似して食べたことがあります。納豆を美味しく食べられないより、美味しく食べられるほうが幸せだと考えたからです。美味しくなかったです。