先日、息子の3歳6ヶ月検診に同行しました。息子は、”自閉スペクトラム症”・”軽度知的能力障害”と診断されています。今回は、想像した以上に大変だった3歳6ヶ月検診についてまとめます。他の親御さんもこれを経験されてきたかと思うと敬服です。
検査前日までにやること
視力検査
”Cマーク” が印刷された紙を使用して、事前に検査をするよう指示がありました。手順を以下にまとめます。
- 子どもの位置から2.5m離れたところから指標を使い検査する
- 両目での検査、4方向行い3方向以上正解したら、”見えた” と判定する
- 左目を隠して右目で検査する
- 右目を隠して左目で検査する
目隠しの方法:ティッシュを5㎝▢に折ってセロハンテープなどで貼る
【所感】
”Cマーク” の欠けた箇所を指すという指示が伝わらなかったので諦めましたꉂꉂ(థꈊథ)੭ु⁾⁾ ゲームを使って理解できないか試みましたが、無理でした。(下画像参照)後から考えてみれば、目にティッシュペーパーをセロハンテープで貼られたうえで視力検査を行える3歳児が凄いのではないでしょうか⁉
画像引用元:「子供の目のケア」はごっこランドで全部学べちゃう♪
聴力検査
犬や猫などが描かれた ”絵シート” を使用して、事前に検査するよう指示がありました。手順を以下にまとめます。
- 子どもの前に ”絵シート” を置き、約1m離れて座る
- 普通の声で絵の名前を言い、子どもが全ての絵を正しく指せるよう練習する
- 口元を手で隠し、ささやき声で1回たずねる
【所感】
ささやき声は息を出す(のどぼとけに振動を感じない)程度と指示がありました。私はマスクをして普通の声でたずねて、ようやく半分の絵を指してもらえました。
問診表等の記入
3枚の健康チェックシートや問診表等に記入しました。
当日の検査前にやること(採尿)
小児用採尿袋は入っていませんでした。折り畳み式のコップと採尿用スポイトが入っていました。オムツの外れていない息子には、困難でした。前日に鼻セレブを何枚も貼った高級オムツを用意しました。早朝装着して、搾って少しの量が取れました。
当日の検診内容と息子の様子
午後1時からの検診でした。午睡の時間と被った息子は不機嫌でした。
【聴力検査・視力検査】:検査不能
会場で再検査しましたが、ぐずって検査できませんでした。
【尿検査】:問題なし
【問診】:問診表の確認をされながら、先生からの簡単な質問に答える内容でした。
先:「赤い物はどれかな?」
子:(緑のトラックを指しながら)「黄色!」
【身長・体重・頭囲測定】:問題なし
「測定時にはパンツ1枚はいた姿になってください」、と指示がありました。「え⁉みんなパンツはけているの⁉」オムツ姿は息子だけでした(´ゝ`)フッ・・・ 服を脱ぐのを非常に嫌がる息子を無理やり脱がせて対応しました。他の子は一人で脱いでいました(ノД`lll)
【内科検診】:問題なし
【歯科検診】:問題なし
口を開くのは嫌がってましたが、無理やり口に器具を入れてからはおとなしくなりました。
最後に
いろいろな子どもと一緒に行動して、息子と定型発達児との違いを感じました。ただ、不安はありませんでした。気になることは都度相談できる環境があるからです。息子への支援や知識も少しずつ積み重ねています。早く療育を開始して良かったと思いました。
最後はアンケートを記入しました。目に付いたアンケート項目がありました。
- お母さんは休めていますか?
- お父さんは育児していますか?
もちろん両方 ”はい” に記入しました(*´罒`*) まだ母親が育児する前提なのです。しかしながら1歳半検診の時は子どもを男性一人で連れているのは私だけでしたが、今回は私除いて2人ほどいたので勝手に親近感とモチベーションがわきました(o(´∀`)o)