私は自閉スペクトラム症(ASD)の息子と療育に参加しています。療育で学んだ【いい親子関係のきずき方】についてまとめます。
Step1. 子どもの動きをよく見る
【対応】
1.子どもの動きから、子どもの状況や気持ちをイメージする
2.気持ちを察することで、関わり方のレパートリーを広げる
【体験談】
息子はぐずる直前に、指してやりたいことを伝えていることに気づきました。息子にやりたいことをやってもらうと、落ち着くことが多くなりました。また、息子がやりたいことを我慢していると気づいた時、「私と一緒だ!」と気づきました。私は「早く食料品を買いたい、早く帰りたい」ことを我慢し、息子は「あれが買ってほしい、あそこで遊びたい」ことを我慢していました。お互いのやりたいことのぶつかり合いがありました。
Step2. 子どもに合わせた関わりをする
【対応】
1.子どもの年齢ではなく、息子に合わせた関わりを大切にする
2.子どもがスムーズにできないときは手伝う
【体験談】
息子は、見通しが立たないと感覚過剰反応が顕著になります。そのため予定はしっかり伝えるようにしています。
私:「この動画を観終わったら、出発しようね」
私:「この後は、保育施設に行くからね」
息子がぐずった時、私はクローズドクエスチョンで意識をそらしたり、抱っこして落ち着くのを待っていたりします。
Step3. 子どもの小さな頑張りを褒める
【対応】
1.やり始める時や上手くいってない時にも褒める
2.オーバーに褒める、子どもに合った褒め方をする
⇒ 褒めることで、”がんばる力” がアップするとのこと
【体験談】
私が荷物を持っている時、息子も一緒に持ってくれました。驚きました。家庭で教えてはいなかったからです。息子が私を手伝いたいという好意がすごく嬉しかったです。頭をなでてハグして、たくさん褒めました。しかし荷物を引きずりながら運ばれるのは、有難迷惑で一人で持つより疲れましたw ( ´・з・)bシーッ!! 他にも ”服を脱げるようになった” 、”靴を並べてくれた”、”ゴミを捨ててくれた” などで褒めたことがあります。
最後に
今回の療育に対して、私は先生に以下の質疑応答をしていただきました。
私:「子どもへの "褒めすぎ" は、過度な甘やかしになりませんか?」
先:「褒めるのは ”子どもなりに頑張った時” としてください。”子どもの頑張る力や自信をはぐくむことが目的” です。」
また、”子どもを育てる大人のサポートも大切だ” とアドバイスをいただきました。"子どもといる時にイライラした場合" のアドバイスを教えていただきました。
▢ まずは、感情の切り替わりを促す
・ その場から少し離れる
・ 子どもを見ずに別の事をする
・ 深呼吸をする
▢ それでも、大変に感じる状況が続く場合
・ 安心できる人や子供に係る機関に相談する
私は出来る限り息子に合わせているつもりなのに、息子にぐずられたり、蹴られたり、叩かれたりすると虚無感と寂寥感のような感情が沸いてくることがあります。そういう気持ちのはけ口の1つが、このブログです (*`艸´)ウシシシ.