2023年11月~2024年8月まで、マインクラフトのゲームをしながら「英会話」を学ぶというゲーミング英会話を受講していました。
約9カ月間、毎週1回のレッスンを受講しました。
今回は、ゲーミング英会話の内容についてまとめます。
目標
外国人に抵抗なく接することができるようになる
受講しようと思った理由
- 息子がマインクラフトに夢中だったから
- マンツーマンレッスンに対応していたから
必要であったもの
ゲームのプレイ中でも先生とのやり取りをスムーズに行うため、Zoom用とゲーム用の機器を別々に準備しました。
ゲームとZoomの両方の音を聞く必要があったため、私たちはヘッドセットではなくスピーカーを利用していました。
レッスンについて
レッスンでは私が先生の発言を翻訳して、息子に伝えていました。また息子が伝えたいことを私が翻訳し、息子から先生へ英語で伝えるようにしていました。これは最後の回まで変わりませんでした。
流れ
- レッスン希望日時を専用のホームページで予約
- レッスン開始10分前にZoom部屋にて待機
- レッスン
- 単語や文をスライドで学習
- マインクラフトをプレイ
- 準備された課題をゲームにて遂行
- 自由時間
- スライドで復習
- 先生からのフィードバック
初回と最終回(9カ月間)の比較
1回目と最終回(約9カ月間)の様子を以下にまとめます。元の録画は動画ですが、今回アップロードした動画は静止画に変えています。
※息子の声が大きいシーンがあります。
1回目:
マインクラフトのプレイ中を除いて、息子の身体を抑えていた記憶です。会話やスライドでは先生の指示に従おうとしませんでした。ただマインクラフトは積極的にプレイして、先生と会話を行おうとしていました。
最終回:
先生への応答は小声になることが多かったです。マルチタスクが苦手のため、作業しながらの返答が難しかったと考えます。
レッスン中のトラブル事例
息子からの提案により、先生と息子がPVP(対人戦)をすることになりました。息子は先生に勝てずイライラ、負けてタブレットを叩こうとする寸前でした。私はとっさにレッスンの中止を決断しました。
その後窓口(Slack)に相談すると、トラブルのあった先生とマッチングしないよう手配してくださりました。ほとぼりの冷めた頃、通常の予約方法に戻しました。
良かったこと
- ゲームしながら英語を学べる
- 全ての手続き、やり取りはオンライン(Slack 等)
- 対応が迅速
- マンツーマンレッスンに対応
- 先生が英語圏の人である
- 録画ができる
退会手続きはSlackでスムーズに行うことができました。
夏休み中はレッスンの需要が高まり一時先生不足となりましたが、すぐに先生の増員やレッスン受講に必要なポイントの使用期限の延長を行ってくれました。
気がかりであったこと
- 日常英単語や文法の習得は困難
- レッスン中は補助・待機が必須
- 翻訳が困難
英単語の綴りや文法の習得は困難
マインクラフトをプレイしながらのレッスンとなるため、使用する英単語はマインクラフト中心となります。もちろんリンゴや羊といった日常単語もありますが、以下のような特殊な英単語も多いです。
- 修繕(Mending)
- エンド要塞(Stronghold)
- 前哨基地(Outpost)
- 発射装置(Dispenser) etc…
ゲームのプレイが中心となるので、単語の綴りや文法の習得は難しく、日常会話の習得が主目的となります。
レッスン中は補助・待機が必須
機材不良・ネットワーク不具合の可能性があるため、待機しておく必要がありました。
また、先生はほとんど(全く)日本語が話せないので、翻訳する必要がありました。
翻訳が難しい
ゲームについての翻訳なので、英語能力だけでは補助は難しいと感じました。つまり、ゲームの知識が必要です。
マインクラフトではボス(エンダードラゴン)の世界に行くために、ネザー(別世界)にあるネザー要塞へ行きブレイズロッドを集め、エンダーアイを作る必要があります。
耕地を作るためには水から4マス以内の土をクワで耕す必要があります、他にもエンチャント、防具装飾、レッドストーン回路などなど、、
それらをやらなければならないということではありませんが、息子はやります。それらを伝えるために私もゲームの知識が必要だと感じました。
退会の理由
- 外国の先生と抵抗なくゲームをできるようになったから
- マインクラフトに飽きたから
- 今以上の英語スキル向上は難しいと判断したから
今以上の英語スキルを向上するためには、自身による積極的に学習したいという心構えが必要だと感じました。
蛇足
私の幼い頃は、英語圏の人とゲームで遊ぶ機会などありませんでした。
「White」を私は「ホワイト」と習い、息子は「ワイトゥ」と習いました。この数十年で英語がより身近になったことを感じます。